はじめに
笑顔の国、カンボジア。
タイとベトナムに挟まれた東南アジアのこの小さな国では、
長い年月にわたり内戦が絶えませんでした。
社会システムが崩壊し、学校は戦場となり、教師は虐殺されました。
そんな暗い過去を背負ったカンボジア。
それでも、人々はみな微笑みを絶やさず、日々を明るく生きています。
中でもこどもたちのキラキラとした笑顔は素晴らしく、訪れる私たちの心を
穏やかにさせてくれます。
カンボジアには現在も学校、そして教師が不足しており、多くのこどもたちが
学ぶことすらできない状態です。
サヴォングはカンボジアの将来を思い、
自らの力で学校をつくることを決意しました。
もしあなたが彼のひたむきに夢を追う姿や、
活気のある学校の様子を見て何かを感じていただけたのなら、
本サイト作成者としてこれ以上の喜びはありません。
Savong
世界遺産として有名なアンコールワットのある街、シェムリアップ。
サヴォング(Svay Savong)は10数人の家族と共に幸せに暮らす、
ごく普通の若者です。
現在シェムリアップの街は発展を続けていますが、街を少し出れば、そこは農村。
カンボジアの国土の9割は農村地域が占めています。
そしてそこには、教育を受けることができないこどもたちが数多くいるのです。
サヴォングはそんな現状を目にし、カンボジアの将来について真剣に考えています。
彼のとった行動、それは「農村に学校をつくろう」というもの。
もともと自分の家で数十人のこどもたちに無償で勉強を教えていたサヴォングですが、
多くの協力者を得てついに学校を建てることができました。
サヴォングは、より大きな夢に向かって歩みだしたのです。
Savong Schoolはこうしてできた
2004年、サヴォングにとって大きな転機が訪れます。
観光客として訪れたあるニュージーランド人の男性、Duncan氏。
彼は、サヴォングの生き方やカンボジアの現実に強い衝撃を受けました。
彼はサヴォングの学校建設の願いを実現すべく、数千ドルの資金を提供しました。
また、ダンカンとほぼ同時期にサヴォングに出会った2人の日本人の若者も同様に、
及ばずながら資金を提供しました。
こうして2005年9月、無事に完成した学校はサヴォング・スクールと名付けられ、
多くの学校に行くことのできないこどもたちに教育を提供できる場として開校したのです。
サヴォングスクールのいま
現在サヴォングと4人の仲間たちは、農村地域にできたサヴォングスクールで
400人以上のこどもたちに完全無料で勉強を教えています。
彼らが教えているのは英語やタイ語、そして日本語。
なぜ自分の国のことばであるクメール語ではなく、外国語を教えているのか。
それは、彼らの住むシェムリアップという観光地の現状に起因しています。
アンコールワットを中心に、数多くの遺跡が残るこの街では、今後観光事業が
ますます発展していくと予想されているのです。
カンボジアに住む人々にとって、観光客は自分たちの生活を支える大切な存在。
外国語を学ぶことはすなわち、学校に行けず知識が得られないこどもたちが
将来自立できるための有効な手段なのです。
【サヴォングスクールでの授業】
授業日時 →毎週月~金の13:00~21:00
授業料 →全授業無料(テキストも無料配布)
対象 →性別、年齢、親の有無に関わらず誰でも可
【授業風景】
授業は日本と同じような形です。
先生は前に立ち、時々黒板に字を書きながら、テキストの内容を進めます。
こどもたちはノートに字を書いて練習しています。
【サヴォングスクールでの生活】
サヴォングスクールでは先生、生徒みんなで運営しています。
机を並べたり、床を掃いたり、黒板を消したりするのは生徒の役目。
休み時間は校庭でサッカーをしたり縄跳びをしたりして遊びます。

TOP
About
support
Link