Savong School

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サヴォングについて

世界遺産として有名なアンコールワットのある街、シェムリアップ。

サヴォング(Svay Savong)は10数人の家族と共に幸せに暮らす、ごく普通の若者です。


現在シェムリアップの街は発展を続けていますが、街を少し出れば、そこは農村。

カンボジアの国土の9割は農村地域が占めています。

そしてそこには、教育を受けることができないこどもたちが数多くいるのです。


サヴォングはそんな現状を目にし、カンボジアの将来について真剣に考えています。

彼のとった行動、それは「農村に学校をつくろう」というもの。

もともと自分の家で数十人のこどもたちに無償で勉強を教えていたサヴォングですが、

多くの協力者を得てついに学校を建てることができました。

サヴォングは、より大きな夢に向かって歩みだしたのです。


はじまり 〜シェムリアップの寺子屋〜

かつてサヴォングは、自分の家を改築し、寺子屋のようなものを開いていました。

彼はそこで数人の仲間と共にこどもたちに無償で勉強を教えていました。

授業を受けに来る人々はこどもから寺院の僧侶まで様々。みな、勉強したがっているのです。

サヴォングスクールはこうしてできた

2004年、サヴォングにとって大きな転機が訪れます。

観光客として訪れたあるニュージーランド人の男性。

ダンカンという名の彼は、サヴォングの生き方やカンボジアの現実に強い衝撃を受けました。

彼はサヴォングの学校建設の願いを実現すべく、数千ドルの資金を提供しました。

また、ダンカンとほぼ同時期にサヴォングに出会った2人の日本人の若者も同様に、 及ばずながら資金を提供しました。

こうして2005年9月、無事に完成した学校はサヴォング・スクールと名付けられ、

多くの学校に行くことのできないこどもたちに教育を提供できる場として開校したのです。


【サヴォングスクール完成までの歴史】

2005.4 シェムリアップの街からバイクで30分ほど離れた地域に土地を購入

2005.4 敷地を囲うフェンス作りがはじまる

2005.6 校門が作られる

2005.7 井戸掘りが行われる(トイレなどに使用)

2005.8 学校の建設が本格的に。2階への階段作りもはじまる

2005.9 学校完成!開校セレモニーのあと、すぐに授業がスタート


スタッフ・講師

Svay Savong(英語):サヴォングスクールの創設者。

Phay Sopheak(英語)

Sok Sovhannareath(英語)

Sam Ourn(英語)

Sey Ha(英語)

Sok Neang(日本語)


サヴォングスクールのいま

現在サヴォングと4人の仲間たちは、農村地域にできたサヴォングスクールで

300人以上のこどもたちに完全無料で勉強を教えています。

彼らが教えているのは英語やタイ語、そして日本語。

なぜ自分の国のことばであるクメール語ではなく、外国語を教えているのか。


それは、彼らの住むシェムリアップという観光地の現状に起因しています。

アンコールワットを中心に、数多くの遺跡が残るこの街では、今後観光事業が

ますます発展していくと予想されているのです。

カンボジアに住む人々にとって、観光客は自分たちの生活を支える大切な存在。

外国語を学ぶことはすなわち、学校に行けず知識が得られないこどもたちが

将来自立できるための有効な手段なのです。


【サヴォングスクールでの授業】

授業日時 →毎週月〜金の13:00〜21:00

授業料 →全授業無料(テキストも無料配布)

対象 →性別、年齢、親の有無に関わらず誰でも可


【授業風景】

授業は日本と同じような形です。

先生は前に立ち、時々黒板に字を書きながら、テキストの内容を進めます。

こどもたちはノートに字を書いて練習しています。


【サヴォングスクールでの生活】

サヴォングスクールでは先生、生徒みんなで運営しています。

机を並べたり、床を掃いたり、黒板を消したりするのは生徒の役目。

休み時間は校庭でサッカーをしたり縄跳びをしたりして遊びます。